今日のブログは低俗な子供の遊びカンチョーについて。
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先日テレビを見てたら芸人がカンチョーの話で盛り上がっていた。
今の子はカンチョーとか乱暴な遊びを知ってるんかなと思って、小1の我が子ワガママボーイに聞いてみた
カンチョーって攻撃知ってる?
「?カンチョウ?知らない。・・・偉い人?」
館長なら分かるみたいだけど、カンチョーは分からないようだ。
後述する通り、こんな危険な遊び知らなくていい、なのにおそらくその内、学校で流行ってしまう。
何とも恐ろしい日本の文化(?)
1、カンチョーとは
上のイラストのとおり、両手を組んで人差し指だけを出す。
そしてその構えのまま、油断している友達の背後ににじりより…
えいやっとターゲットのお尻に突き刺す!
我々おっさん世代では小中学校の主に男子で定期的に流行る攻撃的な遊び。
2、小学生と中学生のレベルの違い
両者の違いはその強さ。
小学生のカンチョーと中学生のカンチョーでは強さのレベルが段違い。
小学生のカンチョーは
刺す方:「えいっ!カンチョー」ぷすっ
刺された方:「わー!もう何するんだよ♫びっくりしたなーアハハハハ!」
これで終わり。
しかし、中学生ともなると話は違ってくる
刺す方はそろりそろりと、まるで夕闇のようにさりげなくにじりより、
別の友達と談笑する刺される方の背後に、その構えを保ったまま腰を落とす。
そこで周りの友達も教えてくれればいいのに、みな表情を変えないという意味では敵になる。
刺す方は、タイミングと力が最高潮に達した瞬間に
「ふんぬっ!!」と指をターゲットのお尻に突き上げる!
「!!??おぐっ#$%*!!」
ターゲットは声にもならない声をあげてその場に崩れ落ちる。
もはや中学生のカンチョーは凶器と言っても過言ではない。
そんな違いがある。
3、カンチョーの防ぎ方
我々の中学校には、「こいつのカンチョーだけはくらったらいけない」悪名高いF君という男子がいた。
彼のカンチョーが効かなかった男がいる。
丸坊主で痩せ型、けど背が高い彼は当時ダルシム(注)とも呼ばれていた。
ある時F君が、ダルシムの背後ににじり寄った。
そしていつものごとく、
「ふんぬっ!」とカンチョーを繰り出したとき、
くらったダルシムは崩れ落ちるどころか、よゆうの笑みで彼を振り返り、見下ろしたままF君に言い放った。
「俺のケツ筋なめんなよ!」
突き指のような感じの痛みでで、逆にその場に崩れ落ちるF君。
ケツ筋?を鍛えるとカンチョーが効かなくなる?
当時アサシンのように周りから恐れられていたF君の敗北、そしてダルシムのヒーロー化。
懐かしい思い出だ。
4、まとめ
カンチョーは危険だ。
する方も、される方も。
流行り出したら親が止めよう。
あ、あとこういう系の遊びで言うと、
「いもっ!!」と叫びながら、無意味に太ももに膝蹴りをくらわせて逃げていくという、これまた謎な遊びも中学生の頃に流行っていた。
ほんと中学生男子の頭の中は、大人になった今やアドベンチャーすぎて分からない。
そんなこんなで、今日は意味の分からん感じの子育て雑記、おわり。